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東京パークガーデンアワード 第3回『砧公園 てんとう虫たちの食卓』4月下旬から5月上旬の様子

  • 執筆者の写真: Yudai Ono
    Yudai Ono
  • 7月8日
  • 読了時間: 2分

更新日:7月16日

4月下旬の「カマシア」の群生
4月下旬の「カマシア」の群生

季節の移り変わりを体感できるガーデン

ガーデンを作る上で自分が大事にしてる一つは、それぞれの植物の生まれ故郷や原生地でどんな様子なのかを知ることがあります。それは、高原地帯だったり、温暖な草原だったり冷涼なヨーロッパの地だったりと、さまざまですがそこには一つ共通点があります。それは、同じ種類の植物たちで集まって「群生地」をつくる事です。より植栽が自然に見えるようにするために原生地のような「植物の群生」を作り品種の違う植物の群生をレイヤーリングしていきます。「てんとう虫たちの食卓」ガーデンはそれぞれの植物の群生がガーデンの中で重なり合いながらどんどん移動して行くように見えるデザインをしています。


左、「スイセンタリア」と「フリチラリアオレンジビューティー」の群生

中央、右「原種系チューリップヒルデ」と「原種系チューリップトルケスタニカ」の群生


色彩の統一は美しいガーデンへの近道

お庭やガーデンを作っていると、あれもこれもと色々な草花に目移りする事はないでしょうか?植物は色も品種もたくさんのレパートリーがあります。その時の思いつくままに草花を選んでいくと、まるでバイキング料理のお皿のようにまとまりが無い感じになるのは避けられません。そこで今回のガーデンづくりではエリアごとにテーマカラーを決めて植物を選んでいます。みんなの広場側の午前中に日陰になるエリアのテーマカラーは青色、真ん中の通路両サイドは赤やピンク、一番日が当たる原っぱ側は黄色です。


写真上「テーマカラーは青色

写真中央「テーマカラーはピンク」

写真下「テーマカラーは黄色」


「みんなの広場」側カマシアが終わった後のダッチアイリスとサルビアネモローサ
「みんなの広場」側カマシアが終わった後のダッチアイリスとサルビアネモローサ
中央通路両サイドに広がるモナルダブリドブリアナとアリウムマイアミ
中央通路両サイドに広がるモナルダブリドブリアナとアリウムマイアミ
原っぱ側に展開する優しいクリーム色のカマシアセミプレナ
原っぱ側に展開する優しいクリーム色のカマシアセミプレナ

4月下旬のガーデン

写真左、カマシア

写真中、小さなアリウムカメレオン、奥はゲラニウムツベロサム。

写真右、ツワブキの丸い葉とゲラニウムツベロサムの組み合わせ。


5月上旬のガーデン

写真上部左、モナルダブリドブリアナとアリウムマイアミの組み合わせ。

写真上部中、クリーム色の花が可愛らしいカマシアセミプレナ

写真上部右、青がテーマのエリアのダッチアイリスブルーマジック


ガーデン全体の様子

良く日が当たるエリア
良く日が当たるエリア
午前中はあまり日が当たらないエリア
午前中はあまり日が当たらないエリア

「てんとう虫たちの食卓」コンセプトページ


植物の一覧




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